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ジープのSUVを見ていると、アベンジャーとコンパスの価格がかなり近いことに気づきますよね。
『同じくらいの値段なら、大きいほうがお得?』と迷う方も多いはずです。
結論から言うと、街乗り中心で小回りと燃費を取るならアベンジャー、後席と荷物のゆとり、レギュラーガソリンを取るならコンパスです。価格は近くても、大きさと中身はかなり違うんです。
この記事では、サイズ・価格・燃費・四駆・室内の広さを公式の数字で並べて、どちらが自分に合うかが分かります。
アベンジャーとコンパス、いちばんの違いは?
アベンジャーは全長4.1m台の小さなSUVで、EVと4xe Hybridの電動モデルだけ。コンパスは全長4,420mmの一回り大きいSUVで、2.4Lのガソリン車だけです。サイズと燃料の違いが選ぶ決め手になります。
まずは、主な数字を並べますね。どちらも日本仕様の公式値です。
| 項目 | アベンジャー 4xe Hybrid アップランド | アベンジャー(EV)アルティテュード | コンパス ロンジチュード | コンパス リミテッド |
|---|---|---|---|---|
| 価格(税込) | 5,190,000円 | 6,040,000円 | 5,140,000円 | 5,700,000円 |
| 価格の基準日 | 2026年6月1日現在 | 2026年7月現在 | 2026年6月1日現在 | 2026年6月1日現在 |
| 駆動 | 4WD | FF | FF | 4WD |
| パワートレイン | 1.2L直3ターボ+前後モーター(システム145PS) | モーター156PS | 2.4L直4(175PS) | 2.4L直4(175PS) |
| ミッション | 6速DCT | 減速機 | 6速AT | 9速AT |
| 燃費・電費(WLTC) | 19.0km/L | 一充電486km | 11.8km/L | 11.5km/L |
| 燃料 | ハイオク・45L | 電気 | レギュラー・60L | レギュラー・60L |
| 自動車税(年) | 30,500円 | 25,000円 | 43,500円 | 43,500円 |
価格はどれも経済変動加算額35万円込みのジープ公式価格です。
本体価格だけ見ると、コンパス ロンジチュード(514万円)とアベンジャー 4xe Hybrid(519万円)はほぼ同じなんです。違うのは、ロンジチュードがFF、4xe Hybridが4WDという点ですね。

サイズはどのくらい違う?
『コンパスってそんなに大きいの?』と思う方もいますよね。
アベンジャー(EV)と比べると、コンパスは全長で315mm、全幅で35mm、全高で45mm大きくなります。
| 寸法 | アベンジャー(EV) | アベンジャー 4xe Hybrid | コンパス |
|---|---|---|---|
| 全長 | 4,105mm | 4,120mm | 4,420mm |
| 全幅 | 1,775mm | 1,775mm | 1,810mm |
| 全高 | 1,595mm | 1,600mm | 1,640mm |
| ホイールベース | 2,560mm | 2,560mm | 2,635mm |
| 最小回転半径 | 5.3m | 5.3m | 5.7m |
| 車両重量 | 1,570kg | 1,480kg | 1,490kg(FF)/1,600kg(4WD) |
コンパスの数値はカタログ媒体で照合した現行型(M624)の値です。
全長で30cm以上違うと、駐車場の奥行きや、縦列駐車のしやすさで差が出ます。最小回転半径も5.3mと5.7mで、狭い道のUターンではアベンジャーが楽なんです。
例えば、マンションの機械式ではない平置き駐車場でも、前後の通路が狭いと切り返しの回数が変わってきます。
室内の広さはコンパスが有利?
ホイールベースはコンパスが75mm長く、そのぶん後席の足元にゆとりを感じやすい作りです。
ただ、室内寸法と荷室容量は、どちらも日本の公式値がそろっていません。アベンジャーEVの荷室は355L(公式)ですが、コンパスと4xe Hybridの荷室容量は公式値が見当たらないんです。
『数字で比べられないなら、どうしたら…』という時は、実車で確かめるのがいちばんです。
- 運転席を自分の位置に合わせ、その後ろに座ってひざの余裕を見る
- 後席に3人並んだ時の肩まわりを想像する
- いつも積む荷物を持っていくか、サイズを測っておく
- 後席を倒した時の床の段差を見る
後席の分割は、アベンジャーEVが40:60、コンパスが40:20:40です。長い物を積みながら2人座りたいなら、コンパスが便利ですね。
価格と維持費はどっちが得?
ここが大事なところです。本体価格が近くても、毎年かかるお金は違ってきます。
| 維持費の項目 | アベンジャー 4xe Hybrid | アベンジャー(EV) | コンパス(2.4L) |
|---|---|---|---|
| 自動車税(年) | 30,500円 | 25,000円 | 43,500円 |
| 重量税の区分 | 1.0t超1.5t以下 | 1.5t超2.0t以下 | 1.5t超2.0t以下 |
| 燃料 | ハイオク | 電気 | レギュラー |
| WLTC燃費 | 19.0km/L | 電費127Wh/km | 11.5〜11.8km/L |
| 補助金 | 対象外 | CEV補助金の対象 | 対象外 |
自動車税だけで、アベンジャー 4xe Hybridとコンパスでは年13,000円の差があります。
燃料はコンパスがレギュラー、4xe Hybridがハイオクです。ただ、燃費は19.0km/Lと11.8km/Lでかなり差があるので、走る距離が長いほど4xe Hybridの燃料代が少なく済む計算になります。
例えば、年に1万km走るなら、必要なガソリンの量は4xe Hybridが約526L、コンパス ロンジチュードが約847Lです(WLTC値での単純計算)。
EVは補助金で実際の負担が下がりますが、金額は登録時期で変わります。最新の額はディーラーか次世代自動車振興センターで確かめておきましょう。
年間の総額はアベンジャーの維持費の記事で見られます。

四駆と走りはどう違う?
『四駆で選ぶならどっち?』という方も多いですよね。
四駆があるのは、アベンジャー 4xe Hybridとコンパス リミテッドです。仕組みはまったく違います。
- 後輪をモーターで動かす電動の4WD
- SNOW・SAND/MUDでは0〜約30km/hで常に4輪駆動
- 渡河性能400mm(公式)
- 車両重量1,480kgと軽い
- エンジンの力を後輪にも配る機械式の4WD
- Jeepアクティブドライブ+セレクテレイン
- 最低地上高180mm(カタログ値)
- 2.4Lと9速ATで余裕のある走り
アベンジャーは低い速度での発進や雪の坂道で力を出す仕組みで、約90km/h以上では前輪駆動になります(公式)。
コンパスは2.4Lの自然吸気エンジンで、高速の合流や長い上り坂でも落ち着いて走れるのが持ち味です。
価格が近いからと、FFのコンパス ロンジチュードを「ジープだから四駆」と思って選んでしまうこと。四駆はリミテッドだけなので、グレードと駆動方式を見積書で確かめておきましょう。
装備と内装の違いは?
『価格が近いなら、装備で選びたい』という方もいますよね。
画面はアベンジャーが10.25インチ、コンパスが10.1インチのUconnect 5で、どちらもApple CarPlayとAndroid Autoに対応しています。
| 装備 | アベンジャー | コンパス |
|---|---|---|
| タッチパネル | 10.25インチ | 10.1インチ(Uconnect 5) |
| アダプティブクルーズコントロール | 全車 | あり |
| ブラインドスポットモニター | 全車 | あり |
| ハンズフリーパワーリフトゲート | 全車 | リミテッドにパワーリフトゲート(媒体) |
| 360°カメラ・フロントカメラ | 公式装備表に記載なし | リミテッドのみ(媒体) |
| 後席の分割 | 40:60(EV) | 40:20:40 |
装備の細かい差は年式で変わるので、見積もりの時に装備表を並べて確かめてみてください。
駐車が苦手で360°カメラが欲しいならコンパス リミテッド、荷物を抱えたままテールゲートを開けたいならアベンジャー、という選び方もありますよ。
コンパスの新型を待つべき?
『コンパスは新型が出るって聞いたけど…』と気になる方もいるはずです。
コンパスの3代目は2025年に欧州で発表され、日本導入は2026年内予定と報じられています。ただ、2026年10月5日時点で、日本での発売や価格の公式発表はありません。
報道では日本向けに1.2L直3ターボ+48Vマイルドハイブリッド(システム145PS)が予定されているとされ、アベンジャー 4xe Hybridと同じ数字が並びます。とはいえ、日本仕様が決まるまでは参考程度にしておきましょう。
アベンジャーのほうも、次期型やマイナーチェンジの日本での発表はありません。発売の流れはアベンジャーの型式と発売日の記事にまとめています。
コマンダーやラングラーとはどう違う?
ジープの他のSUVも気になる方のために、位置づけを簡単に並べておきますね。
| 車種 | 位置づけ | 主な特徴 |
|---|---|---|
| アベンジャー | ジープで最小のSUV | EV(FF)と4xe Hybrid(4WD)・5人乗り |
| レネゲード | アベンジャーより一回り大きい | e-Hybrid(FF)・背が高い箱型 |
| コンパス | ミドルサイズ | 2.4Lガソリン・FFと4WD |
| コマンダー | コンパスより大きい | 3列シートの7人乗り |
| ラングラー | 本格クロスカントリー | 全長4,870mm・全幅1,895mm・814万円〜 |
ラングラーの数字は2026年10月時点の公式値(アンリミテッド)です。最小回転半径は6.2mで、アベンジャーとは使う場面がまったく違う車なんです。
ラングラーの現行の日本仕様は2.0L直4ターボだけで、アベンジャーのような電動モデルとは中身も違います。全幅1,895mmなので、幅の制限がある駐車場には入らないことも多いんです。
『ラングラーに憧れるけど、街で乗るには大きすぎる』という方が、ジープの雰囲気を小さいサイズで楽しめるのがアベンジャーです。
3列シートが必要ならコマンダー、本格的な悪路ならラングラー、街と雪道の両立ならアベンジャー 4xe Hybridという分け方になります。
もう少し近いサイズで迷う方は、アベンジャーとレネゲードの違いの記事も見てみてください。国産や輸入のコンパクトSUVとの比較はライバル車との比較の記事にまとめています。
こんな人はどっちを選ぶ?
| こんな人 | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 街乗り中心・狭い道が多い | アベンジャー | 全長4.1m台・回転半径5.3m |
| 年間の走行距離が長い | アベンジャー 4xe Hybrid | 燃費19.0km/L・自動車税も安い |
| 後席に大人がよく乗る | コンパス | ホイールベース2,635mm |
| レギュラーガソリンがいい | コンパス | 4xe Hybridはハイオク指定 |
| 自宅で充電できる | アベンジャー(EV) | 補助金の対象・一充電486km |
『サイズで迷う…』という時は、試乗の時に自宅の駐車場の寸法をメモして持っていくと、判断が早くなります。
見積もりは同じ条件で並べよう
アベンジャーとコンパスは、同じジープ正規ディーラーで見積もりを取れます。
- 候補のグレード(例: アベンジャー 4xe Hybridとコンパス リミテッド)を決める
- オプションと諸費用を同じ条件にそろえる
- 下取りの金額は別に書き出してもらう
- 別のジープ正規ディーラーでも同じ条件で取る
値引きの幅は時期や在庫で変わります。交渉の進め方はアベンジャーの値引き相場の記事で詳しく見られます。
アベンジャー買いたいドットコム
アベンジャーの値段、先に相場を見ておく
今の車の買取相場と、アベンジャーの値引き・総額の目安を先に知っておくと、商談で迷いにくくなります。
無料今の車の買取相場を調べる※相場は年式・走行距離・状態で変わります。
よくある質問
アベンジャーとコンパスはどっちが大きいですか?
コンパスのほうが大きいです。全長はコンパス4,420mm、アベンジャーEV 4,105mmで、315mmの差があります。
価格はどれくらい違いますか?
アベンジャー 4xe Hybrid 519万円、EV 604万円、コンパス ロンジチュード 514万円、リミテッド 570万円です(いずれも加算額35万円込みの公式価格)。
燃費がいいのはどっちですか?
WLTC燃費はアベンジャー 4xe Hybridが19.0km/L、コンパスが11.5〜11.8km/Lです。ただ、4xe Hybridはハイオク、コンパスはレギュラーです。
コンパスにハイブリッドはありますか?
現行の日本仕様のコンパスは2.4Lガソリン車だけです。新型のマイルドハイブリッドは報道段階で、日本での発売は発表されていません。
ラングラーとアベンジャーはどう違いますか?
ラングラーは全長4,870mmの本格クロスカントリー車で、価格も814万円からです。アベンジャーは街乗りしやすい最小のジープなので、使い方がまったく違います。
まとめ
- アベンジャーはコンパスより全長が約300mm短く、回転半径は5.3m対5.7m
- 価格は4xe Hybrid 519万円とコンパス ロンジチュード 514万円がほぼ同じ
- 燃費は4xe Hybrid 19.0km/L(ハイオク)、コンパス 11.5〜11.8km/L(レギュラー)
- 自動車税は4xe Hybrid 30,500円、コンパス 43,500円
- 後席のゆとりはコンパス、小回りと維持費はアベンジャー





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