アベンジャーEVの充電方法と充電時間|CHAdeMO急速・自宅200V・充電ケーブル

自宅のカーポートで充電中のコンパクトSUVのイメージ

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アベンジャーのEVを検討していると、『充電ってどこで、どうやって、何時間かかるの?』が一番の不安になりますよね。

結論から言うと、ジープ アベンジャーEVは急速充電のCHAdeMOと、普通充電のAC200Vの両方に対応しています。毎日の充電は自宅の200V、遠出の途中はCHAdeMO、という使い分けが基本です。

充電方法ごとの手順と、充電時間を自分で見積もる考え方まで、順番に見ていきますね。

目次

アベンジャーEVの充電方法は2つ

まずは、アベンジャーEVで使える充電の種類です。数字はジープ公式の諸元・装備表から取っています。

先に結論

充電口は「急速充電(CHAdeMO)」と「普通充電(AC200V)」の2種類です。200V対応の充電ケーブルは標準で付属しています。

項目内容(公式)
急速充電CHAdeMO(DC300〜450V)
普通充電AC200V
付属品200V対応充電ケーブル
駆動用バッテリーリチウムイオン 54kWh(総電力量54.06kWh)・総電圧375V
電費(WLTC総合)127Wh/km
一充電走行距離(WLTC)486km
対象グレードAvenger Full Electric アルティテュード(FF)

ここで1つ注意があります。アベンジャーにはもう1つ「4xe Hybrid」がありますが、こちらは外部から充電できません。充電の話はEVだけのものです。

4xe Hybridは48Vのマイルドハイブリッドで、走りながら小さな電池に電気をためる仕組みです。名前に「4xe」と付くのでPHEVと間違えやすいのですが、コンセントにつなぐ場面はありません。

急速充電(CHAdeMO)
  • 高速道路のサービスエリアや道の駅などにある
  • 短い時間でまとまった量を入れられる
  • 遠出の途中の継ぎ足しに向いている
普通充電(AC200V)
  • 自宅や宿泊先、商業施設などで使う
  • 時間はかかるが、夜のうちに入れておける
  • 毎日の充電の中心になる

自宅の200V充電はどう準備する?

『家で充電するには何が必要?』と思いますよね。戸建てで駐車場がある方なら、自宅充電がいちばん楽な選択肢です。

アベンジャーEVには200V対応の充電ケーブルが付属しています。つまり、駐車場の近くに200Vのコンセントがあれば、付属ケーブルで充電できる形です。

自宅充電を始める流れ
  1. 駐車場の近くに200Vのコンセントがあるか、電気工事店に見てもらう
  2. 無ければ、200Vの充電用コンセント(または壁付けの普通充電器)を工事で付ける
  3. 契約している電気のアンペア数で足りるかも、あわせて相談する
  4. 夜の電気代が安くなるプランがあれば、切り替えを検討する
  5. 納車後、付属ケーブルで実際につないで動作を確かめる

工事の費用は、分電盤からの距離や家の配線で変わるので、この記事では金額を出しません。見積もりは複数の電気工事店から取って比べてみてください。

100Vの家庭用コンセントでの充電

付属ケーブルが対応しているのは200Vです。100Vのコンセントで充電できるかは、公式の装備表からは確認できませんでした。延長コードや変換アダプターの使用は避け、ディーラーに確かめておきましょう。

壁付けの充電器は必要?

付属ケーブルを使う方法と、壁に充電器を付ける方法があります。どちらがいいかは、使い方で変わります。

方式向いている人確かめること
200Vコンセント+付属ケーブル費用を抑えたい・毎回の抜き差しが苦にならないケーブルの置き場所・雨の日の扱い
壁付けの普通充電器毎日の手間を減らしたい・ケーブルを常設したい充電器の出力と車側の受けられる出力

壁付けの充電器を選ぶ時は、出力の大きい充電器を付けても、車が受け取れる出力までしか速くなりません。車側の普通充電の最大出力は、日本の公式値を確認できていないので、ディーラーで聞いてから選ぶのがおすすめです。

マンションの場合

マンションや賃貸だと、自分だけで工事を決められないことが多いですよね。

管理組合に、共用の充電設備があるか、設置を相談できるかを聞いてみてください。自宅で充電できない場合は、近所の急速充電スポットや、職場・買い物先の普通充電が中心になります。

アベンジャーEVの急速充電と普通充電の使い分けを示した図解

外出先の普通充電も使える

自宅以外にも、商業施設やホテル、観光地の駐車場などに普通充電の設備があることがあります。

買い物や食事、宿泊のあいだにつないでおけば、待ち時間を気にせず電気を足せます。急速充電より混みにくい場所もあるので、行き先に普通充電があるかを調べておくと便利ですよ。

充電する場所向いている使い方
自宅(200V)毎日の充電の中心。夜のうちに入れる
ホテル・旅館泊まっているあいだにゆっくり入れる
商業施設・観光地買い物や食事のあいだの継ぎ足し
サービスエリア(急速)遠出の途中で短時間に入れる

急速充電CHAdeMOの使い方

遠出の途中で使うのが、CHAdeMOの急速充電です。日本の急速充電器で広く使われている規格なので、サービスエリアや道の駅、ディーラーなどで見つけやすいです。

急速充電を使う前に用意しておくこと
  • 使いたい充電サービスの会員カードやアプリの登録
  • 充電スポットの場所と台数を調べられる地図アプリ
  • 混雑しやすい時間帯(連休の昼など)を避ける計画
  • 1回の充電時間に上限がある場所かどうかの確認

急速充電は、電池の残りが少ない時ほど速く入りやすく、満タンに近づくにつれてゆっくりになるのが一般的です。そのため、遠出では満タンを目指すより、必要な分だけ入れて次へ進む方が時間の無駄が少なくなります。

例えば、こんな場面です。

「あと何%まで入れる?」
「次の充電スポットまで届く分が入ったら、もう出ようか!」

急速充電の料金はどう決まる?

急速充電の料金は、充電サービスの会員プランや、充電器の設置者によって決まります。月会費がかかるプランや、使った時間で料金が決まるプランなど、仕組みはさまざまです。

ここは自宅の電気代と計算のしかたが違うので、使う予定のサービスの料金表を一度見ておきましょう。遠出の時しか使わないのか、毎週使うのかで、選ぶプランも変わってきます。

『結局、急速充電は高いの?』と思いますよね。使い方次第なので、この記事では金額を出しません。自宅で充電できない方ほど、ここが維持費に大きく響くことは覚えておいてください。

充電時間はどれくらい?

ここは正直にお伝えしますね。アベンジャーEVの普通充電・急速充電の時間と、車載充電器の出力は、日本の公式値をこの記事では確認できていません。

ネットで見かける時間の数字は、条件がそろっていないこともあります。そこで、自分で見積もる考え方を紹介します。

充電時間の考え方

充電時間のざっくりした目安は「入れたい電気の量(kWh)÷ 実際に入る出力(kW)」です。実際に入る出力は、充電器の出力と車の受けられる出力の小さい方になります。気温や電池の残りでも変わります。

入れたい電気の量は、走りたい距離から逆算できます。総合電費127Wh/kmで計算すると、次のようになります。

走りたい距離必要な電気の量(総合電費で計算)
50km約6.4kWh
100km約12.7kWh
200km約25.4kWh
300km約38.1kWh

例えば「毎日40km通勤する」なら、1日あたり約5.1kWhです。夜のうちに入れておけば、翌朝には毎日の分がまかなえる計算になります。

走りたい距離ごとに必要な電気の量を並べた図解

ディーラーで聞く時は、「自宅の200Vで、空からほぼ満タンまで何時間か」「急速充電で20%から80%まで何分か」の2つを聞いてみてください。具体的な時間の答えが返ってきやすい聞き方です。

充電した電気でどれくらい走れる?電費の見方

アベンジャーEVの電費は、WLTC総合で127Wh/kmです。1kmあたり127Whの電気を使う、という意味ですね。

モード電費(WLTC・公式)1kWhで走れる距離
総合127Wh/km約7.9km
市街地105Wh/km約9.5km
郊外118Wh/km約8.5km
高速道路141Wh/km約7.1km

街乗り中心なら電費は良く、高速道路では悪くなる傾向です。冬や高速での走れる距離は、アベンジャーEVの航続距離で詳しく試算しています。

自宅充電の電気代を計算してみる

『電気代、ガソリン代よりどれくらい安いの?』と気になりますよね。電気料金の単価は契約や時間帯で変わるので、仮の単価で計算してみます。

年間の走行距離使う電気(総合電費)1kWh=30円の場合1kWh=35円の場合
5,000km約635kWh約19,050円約22,225円
10,000km約1,270kWh約38,100円約44,450円
15,000km約1,905kWh約57,150円約66,675円

30円・35円はあくまで計算のための仮の単価です。検針票の単価に置き換えて計算してみてください。急速充電は料金の決まり方が別なので、この表には入れていません。

4xe Hybridのハイオク代との比べ方はアベンジャー 4xe Hybridの燃費と燃料で見ています。税金や保険を含めた年間の合計はアベンジャーの維持費は年間いくら?にまとめました。

V2Hや家への給電はできる?

V2Hは、車のバッテリーの電気を家に戻して使う仕組みです。停電対策や、昼に太陽光でためた電気を夜に使う目的で気にする方が増えていますよね。

V2H対応は公式で確認できていません

アベンジャーEVがV2H機器に対応しているかは、この記事で確認した公式の諸元・装備表には載っていませんでした。CHAdeMOを使うV2H機器は多いですが、車種ごとに対応の確認が必要です。V2Hを目的に買う方は、ディーラーとV2H機器メーカーの対応車種一覧の両方で確かめておきましょう。

「CHAdeMOだからV2Hもできるはず」と思い込むのは危ないところです。対応していないと、高い機器を付けても使えないことになります。

V2Hまで考えている方は、ディーラーで聞く時に「V2H機器に対応していますか?どのメーカーの機器なら使えますか?」とまとめて聞いてみてください。答えが返ってくるまで、機器の契約は待っておくのが安心です!

充電で困らないためのチェックリスト

最後に、買う前に確かめておきたいことをまとめておきますね。

購入前のチェック
  • 自宅に200Vのコンセントを付けられるか、工事の見積もりを取ったか
  • 近所と通勤・買い物ルートに急速充電スポットがあるか
  • 普通充電と急速充電の時間を、ディーラーで具体的に聞いたか
  • 使う充電サービスの会員登録や料金の仕組みを調べたか
  • V2Hを使いたい場合、対応の可否を確かめたか
  • CEV補助金など、購入時に使える補助金を確かめたか

補助金の金額は登録時期で変わります。最新の金額はアベンジャーの補助金の記事と、ディーラーで確かめてみてください。

購入の値段の話は、アベンジャーの値引き相場と交渉術で詳しく紹介しています。

よくある質問

アベンジャーEVの急速充電の規格は何ですか?

日本で広く使われているCHAdeMOです。公式の諸元では、急速充電はDC300〜450Vに対応しています。

充電ケーブルは付いてきますか?

200V対応の充電ケーブルが付属しています(公式装備表)。自宅の駐車場に200Vのコンセントがあれば、このケーブルで普通充電ができます。

充電時間はどれくらいですか?

普通充電・急速充電の時間と車載充電器の出力は、日本の公式値を確認できていません。「入れたい電気の量÷実際に入る出力」で目安を出し、具体的な時間はディーラーで聞いてみてください。

バッテリー容量は何kWhですか?

公式表記は54kWh(総電力量54.06kWh)のリチウムイオン電池です。カタログの一充電走行距離はWLTCで486kmです。

4xe Hybridは充電できますか?

できません。4xe Hybridは48Vのマイルドハイブリッドで、外部から充電する仕組みはありません。給油(ハイオク)だけで走ります。

V2Hには対応していますか?

公式の諸元・装備表では確認できませんでした。V2Hを使いたい方は、ディーラーとV2H機器メーカーの対応車種一覧で確かめてから決めましょう。

まとめ

この記事の要点
  • アベンジャーEVの充電は、急速のCHAdeMOと普通のAC200Vの2種類
  • 200V対応の充電ケーブルが付属。自宅に200Vのコンセントがあれば充電できる
  • 充電時間の公式値は未確認。「必要な電気÷実際の出力」で見積もり、ディーラーで確認
  • 総合電費127Wh/kmで、100km走るのに約12.7kWhが目安
  • V2H対応は公式で確認できないため、購入前に確かめる
  • 4xe Hybridは外部充電できない
アベンジャー買いたいドットコム

アベンジャー買いたいドットコム 編集部

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