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ジープ アベンジャーの4xe Hybridを考えていると、『燃費はどれくらい?ガソリンはレギュラーで大丈夫?』が気になりますよね。
結論から言うと、4xe Hybridのカタログ燃費はWLTCモードで19.0km/L(公式・アップランド)、燃料はハイオク(無鉛プレミアム)です。実際の燃費はこれより下がることが多いので、燃料代は少し余裕を見て計算しておくのがおすすめです。
モードごとの燃費と、年間の燃料代を自分で出せるところまで見ていきますね。
アベンジャー 4xe Hybridの燃費は19.0km/L
まずは公式の数字です。アベンジャーの「4xe Hybrid」は、グレード「アップランド(Upland)」の4WDです。
WLTC総合は19.0km/L(スタイルパック仕様は18.9km/L)。燃料はハイオク、タンクは45Lです。実燃費はこれより下がることが多いので、燃料代は余裕を見て計算しましょう。
| 燃費の種類 | 数値(ジープ公式諸元) |
|---|---|
| WLTC総合 | 19.0km/L |
| WLTC総合(スタイルパック仕様) | 18.9km/L |
| 市街地モード | 14.8km/L |
| 郊外モード | 20.6km/L |
| 高速道路モード | 20.5km/L |
| JC08モード | 22.5km/L |
| 燃料 | 無鉛プレミアム(ハイオク) |
| 燃料タンク | 45L |
表を見ると、郊外と高速の燃費が良く、市街地だけ14.8km/Lと下がっています。信号の多い街中では、止まって走り出すたびに燃料を使うからなんです。
『ハイブリッドなのに街中の方が悪いの?』と思いますよね。アベンジャーのハイブリッドは、モーターだけで長い距離を走るタイプではないので、この傾向になりやすいです。

4xe Hybridはどんなハイブリッド?
ここで、4xe Hybridの仕組みを簡単に押さえておきます。燃費の数字の意味が分かりやすくなります。
| 項目 | 内容(公式) |
|---|---|
| エンジン | 1.2L 直列3気筒ターボ 136PS・230N・m |
| フロントモーター | 最高21PS・51N・m |
| リアモーター | 最高29PS・89N・m |
| システム最高出力 | 145PS |
| ハイブリッド方式 | 48Vマイルドハイブリッド |
| トランスミッション | 6速DCT(デュアルクラッチ) |
| 駆動 | 4WD |
| 外部充電 | できない |
アベンジャー 4xe Hybridは、コンセントから充電するプラグインハイブリッド(PHEV)ではありません。ジープのレネゲード4xeやラングラー4xeはPHEVなので、名前が似ていて混同しやすいところです。
約30km/hまではモーターだけで走れる場面があり、それより速い速度ではエンジンが主役になります。発進や低速でエンジンの負担を減らして、燃料を節約する仕組みです。
EVの「燃費」は電費で見る
アベンジャーのEVは、燃料ではなく電気で走ります。EVの場合、燃費の代わりに「電費」という数字を使います。
| 項目 | EV アルティテュード(公式) |
|---|---|
| 電費(WLTC総合) | 127Wh/km |
| 1kWhで走れる距離 | 約7.9km(計算) |
| 一充電走行距離(WLTC) | 486km |
電費は「1km走るのに使う電気の量」なので、数字が小さいほど省エネです。km/Lとは向きが逆なので、比べる時は気をつけてくださいね。
なお、日本で売られているアベンジャーは、EVと4xe Hybridの2つだけです。ガソリンエンジンだけのモデル、ディーゼル、MT車は日本では販売されていません。
ハイオク指定?レギュラーは入れられる?
ここは検索でもよく聞かれるところですよね。
公式の諸元では、4xe Hybridの燃料は「無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)」です。レギュラーでいいとは案内されていません。
ハイオク指定の車にレギュラーを入れると、一般にエンジンの力や燃費が落ちる可能性があると言われます。入れていいかどうかは、取扱説明書とディーラーの案内で確かめるのが確実です。この記事では、燃料代をハイオクで計算します。
例えば、こんな会話になることもあります。
「レギュラーの方が安いし、入れちゃだめかな」
「指定はハイオクだから、燃料代もハイオクの値段で見ておく方が安心だよ!」
ハイオクはレギュラーより1Lあたりの値段が高めです。燃費が良くても、燃料代は思ったより下がらないことも。ここは買う前に知っておきたいポイントです。
実燃費はどれくらい?
『カタログ通りには走らないよね』という声はよく聞きます。実燃費は、走る道・季節・エアコン・運転のしかたで大きく変わります。
特に4xe Hybridは、市街地モードが14.8km/Lと低めです。信号の多い街中や、短い距離のちょい乗りが多い方ほど、カタログの19.0km/Lとの差は開きやすいと考えておきましょう。逆に、郊外の流れの良い道や高速が多い方は、カタログに近づきやすい傾向です。
この記事では実際の燃費の値を断定しません。代わりに、カタログ値の何割になったら、という形で目安を出してみます。
| 想定 | WLTC 19.0km/Lに対する割合 | 燃費の試算 | 満タン45Lで走れる距離 |
|---|---|---|---|
| カタログ通り | 10割 | 19.0km/L | 約855km |
| 郊外中心の穏やかな運転 | 9割 | 約17.1km/L | 約770km |
| 街乗りと郊外が半々 | 8割 | 約15.2km/L | 約684km |
| 街乗り中心・冬場 | 7割 | 約13.3km/L | 約599km |
割合は計算のための仮の数字です。満タンで走れる距離も、タンクを空になるまで使った場合の単純計算なので、実際は早めに給油してください。
- 発進はゆっくり。約30km/hまでのモーター走行を生かす
- 高速では一定の速度で。アダプティブクルーズコントロールを使う
- 冬は暖機運転を長くしすぎない
- 不要な荷物を積みっぱなしにしない
- タイヤの空気圧を定期的に確かめる(TPMSが標準装備)
自分の実燃費を知る方法
一番正確なのは、自分の車で測ることです。昔からある「満タン法」なら、特別な道具はいりません。
- ガソリンスタンドで満タンにして、トリップメーターを0にする
- ふだん通りに走る
- 次に満タンにした時の給油量(L)をメモする
- 走った距離 ÷ 給油量で、その期間の実燃費が出る
1回だけだと、その時の道や天気の影響が大きく出ます。3回くらい続けて平均を取ると、自分の使い方での燃費が見えてきます。
メーターの燃費表示も目安になりますが、満タン法の数字と少しずれることもあります。両方を見比べておくと安心です。
4WDは燃費に不利?
4xe Hybridの4WDは、ずっと4輪を動かしているわけではありません。公式の説明では、AUTOモードで次のように切り替わります。
| 速度 | 駆動のしかた(AUTOモード・公式) |
|---|---|
| 0〜約30km/h | 前輪をモーターで駆動 |
| 約30〜90km/h | 必要な時だけ後輪も動くオンデマンド4WD |
| 約90km/h以上 | 前輪駆動 |
必要な時だけ後ろのモーターを使うので、常に4輪を動かす4WDよりは燃料のロスを抑えやすい作りです。雪道の走りについてはアベンジャーは雪道・オフロードに強い?で詳しく見ています。
年間の燃料代を計算してみる
ここからはお金の話です。年間1万km走る場合のハイオク代を、燃費と単価を変えて試算してみます。
ハイオクの単価は地域と時期で変わるので、1L=180円と190円の2つを仮に置いています。実際の単価に置き換えて計算してみてください。
| 燃費 | 年1万kmで使う量 | 1L=180円の場合 | 1L=190円の場合 |
|---|---|---|---|
| 19.0km/L(カタログ) | 約526L | 約94,700円 | 約100,000円 |
| 15.2km/L(8割) | 約658L | 約118,400円 | 約125,000円 |
| 13.3km/L(7割) | 約752L | 約135,300円 | 約142,900円 |
実際の燃費がカタログの7〜8割だとすると、年1万kmでハイオク代は約12万〜14万円がひとつの目安になります。

計算のしかたは簡単です。「年間の走行距離 ÷ 燃費 × 1Lの単価」で出せます。自分の走行距離で一度計算してみてください。
給油は月に何回くらい?
『どれくらいの頻度でスタンドに行くことになる?』という目安も出しておきます。実燃費をカタログの8割(約15.2km/L)として計算しました。
| 月に走る距離 | 使うハイオクの量 | 満タン45Lの何回分 |
|---|---|---|
| 500km | 約33L | 約0.7回 |
| 1,000km | 約66L | 約1.5回 |
| 1,500km | 約99L | 約2.2回 |
月1,000kmくらいなら、月に1〜2回の給油が目安です。タンクが45Lと大きすぎないので、長距離が多い方は給油の回数が少し増えるかもしれません。
スタイルパック仕様の燃費は?
サンルーフと18インチホイールが付くスタイルパック仕様は、WLTC総合が18.9km/Lです。標準の19.0km/Lとの差は0.1km/Lだけです。
年1万kmで計算すると、使うハイオクの差は約3Lです。ほとんど気にならない差ですよね!燃費を理由にスタイルパックを諦める必要はほとんどない、と考えていいですよ。
EVとどちらが安い?燃料代と電気代の比べ方
アベンジャーにはEVもあるので、『結局どっちが安いの?』は気になりますよね。年間1万km走る場合で並べてみます。
| 項目 | 4xe Hybrid アップランド | EV アルティテュード |
|---|---|---|
| エネルギー | ハイオク | 電気 |
| カタログ値 | 19.0km/L | 127Wh/km |
| 年1万kmで使う量 | 約526L | 約1,270kWh |
| 年間の試算 | 約94,700〜100,000円(1L=180〜190円) | 約38,100〜44,450円(1kWh=30〜35円) |
| 自動車税(年額) | 30,500円 | 25,000円 |
| 価格(加算額35万円込み) | 5,190,000円 | 6,040,000円 |
どちらも単価は仮に置いた数字で、カタログ値で計算しています。EVの電気代は自宅で充電した場合で、急速充電を多く使うと変わります。
燃料代だけを見ると、年1万kmで約5万〜6万円の差です。走る距離が年2万kmなら、差はその倍くらいに広がります。
- 自宅で充電できない
- 長距離や雪道を走る機会が多い
- 車両価格を抑えたい
- 自宅で夜のうちに充電できる
- 街乗りと近場の遠出が中心
- 燃料代をできるだけ抑えたい
車両価格はEVの方が85万円高い一方、EVはCEV補助金の対象です(4xe Hybridは外部充電できないので対象外)。補助金の金額は登録時期で変わるので、最新はディーラーで確かめましょう。
EVの走れる距離はアベンジャーEVの航続距離で解説しています。充電の方法はアベンジャーEVの充電方法と充電時間で紹介しています。
税金・保険・車検まで含めた年間の合計はアベンジャーの維持費は年間いくら?にまとめました。
購入時の値段の話は、アベンジャーの値引き相場と交渉術で詳しく紹介しています。
よくある質問
アベンジャー 4xe Hybridの燃費は何km/Lですか?
WLTC総合で19.0km/L(公式・アップランド)です。スタイルパック仕様は18.9km/Lです。市街地14.8km/L・郊外20.6km/L・高速20.5km/Lとなっています。
燃料はハイオクですか?レギュラーでも大丈夫ですか?
公式の燃料は無鉛プレミアム(ハイオク)です。レギュラーでいいとは案内されていないので、取扱説明書とディーラーで確かめておきましょう。燃料代はハイオクの値段で計算するのがおすすめです。
実燃費はどれくらいですか?
走り方や季節で変わるので断定はできません。この記事ではカタログの7〜8割(約13.3〜15.2km/L)を仮の目安にしています。
燃料タンクは何リットルですか?
45Lです。カタログ燃費19.0km/Lで単純計算すると約855km分ですが、実際は早めに給油するようにしましょう。
ガソリン車だけのアベンジャーはありますか?
日本ではガソリン単体のモデル、ディーゼル、MT車は販売されていません。日本で選べるのはEVと4xe Hybridの2つです。
まとめ
- 4xe HybridはWLTC 19.0km/L。市街地14.8・郊外20.6・高速20.5km/L
- 燃料はハイオク(無鉛プレミアム)・タンク45L。燃料代はハイオクで計算する
- 外部充電はできない48Vマイルドハイブリッドで、PHEVではない
- 実燃費をカタログの7〜8割とすると、年1万kmのハイオク代は約12万〜14万円が目安
- 自宅で充電できるならEV、充電できない・長距離が多いなら4xe Hybridが選びやすい





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